横須賀市合同企業説明会　2012 Winter

横須賀商工会議所主催の合同企業就職説明会に参加しました。

今回は初めて3年生を対象にした説明会でした。
雑誌や書籍の情報となりますが、学生さん達のメンタリティには空前の”安定化思考”があるそうです。
現在の時代背景が及ぼす世論の”雰囲気”を学生さん達が深刻に受け止めているのではと考えられます。

今回の説明会が直結するかは分かりませんが、会場の学生さん達が
銀行やネームバリューのある企業に殺到していたことが印象的でした。
そんな中、弊社ブースに立ち寄っていただいた方、ありがとうございました。

確かに大手企業の方が倒産のリスク圧倒的に少ない事や、福利厚生面等、当然、メリットがたくさんあると思います。

しかし昨今、世間を騒がしている超大手企業の動向を鑑みますと、その優位性は年々減少しているのではないでしょうか。
官僚化した組織の中で自己実現性に乏しい局所的な作業、椅子取りゲームの中における閉塞感のある人間関係。
当然、革新的な組織も少なからずあるとは思いますし、中小企業においても大企業化が進んでいる側面もあります。
しかし、皆さんがこれまで学んできた目的は”安定した大企業”に勤めることなのでしょうか？
大企業であろうが、中小企業であろうが、本当の意味で”学ぶ”のは、社会に出てからだと考えます。

就職活動のポイントは経営理念にあると考えています。
就職活動において老婆心ながらアドバイスでございます。
各企業の”経営者が考える事”と”己のマインド”が一致しているのか？
ここについて、お考えになることをお勧めいたします。
社会人生活は、これまでの皆さんの人生の約倍となる、40年以上続く事になります。
これも老婆心ではありますが、”安定したい”という志望動機のみでは、とても、つらく長い時間になるのではないかと思います。
生き生きと人生を歩むためにも、人生の半分を占める”仕事”については、もっともっと時間をかけて考えてみる事をお勧めします。